注意

この記事にはR-18要素が多く含まれています。

今回は表現を抑えていません。

折り畳み部分を閲覧する際はご注意ください。

筆者は責任を負えません。




強い ポケモン 弱い ポケモン

そんなの 人の 勝手

本当に 強い トレーナーなら

好きな ポケモンで 抜けるように 頑張るべき



ポケモン紹介

ハッサム


NN:ジェイド
種族値:70-130-100-55-80-65
個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:252-252-0-0-0-4
所持証:でっかい/でっかい ジェイド
まじめな性格。好奇心が強い。
解説
標準的なアタッカー型でこのパーティのエース。嫁枠
鈍足・中耐久・高火力を揃えた無駄の少ない重戦車型のステータスだが、威力の低い技を強化する特性【テクニシャン】で強化した
先制技"バレットパンチ"で並の高速アタッカーを上から殴れるのが最大の特徴。
バレットパンチと言えばハッサム、ハッサムと言えばバレットパンチ。
このポケモンこそが高速化する環境に一石を投じる先制技のヒーロー、我らがバレパンマンなのである!
そうだ うれしいんだ 生きるよろこび たとえ胸の傷がいたんでも

今回はむしタイプの技を抜いて範囲を広げる方向性にしております。
テラスタイプは4倍弱点のほのおタイプを半減、かつメジャーなテラスタイプであるみずテラスを読んで飛んでくる
でんきタイプ・くさタイプを半減受けられるドラゴンテラスに変更。
……変更したは良いものの、試運転でランクマッチに持ち込んだところ特にドラゴンテラスは役に立たなかった
うん、この子使うなら"バレットパンチ"の威力高めてくれるはがねタイプで良いね。うん。

←閲覧注意


ちなみにハッサムさん、銀の図鑑説明で
ハネを つかっても とべないが こうそくで はばたかせることで たいおんを ちょうせい できる。
って言われています。アニメでも飛べないはずのハッサムがビル風を利用して滑空するって回がありました。
つまりまあ本来ならハッサムの翅って団扇とかそれくらいのもんなんですが……
何故か近年のシリーズではハッサム浮きます。翅をはばたかせて浮いています。
ポケモンLEGENDSアルセウスでは水上にハッサムを出すと水蜘蛛なしで浮いています
SVでは流石に水上で出すと浮袋の上に乗りますが、シンクロマシンを使用すると浮きます
流石に高度は維持出来ず、Bボタンで着地した後再度浮く事も出来ませんが、浮いたまま移動は出来ます
果たして開発チームが設定を忘れているのか、それとも設定が変わったのか……

NNの由来は英語で翡翠を意味する「ジェイド/Jade」です。体が緑だからね。

リキキリン


NN:ラファ
種族値:120-90-70-110-70-60
個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:252-0-252-0-4-0
所持証:ふしん/じしんのない ラファ
がんばりやな性格。気が強い。
解説
何をどうしてこうなった。
いや違うんですよ。スケベにコミットしたポケモンが多いスカーレット/バイオレット、
当然リキキリンは入れるべきだと思ってどんな運用したものか捻りに捻ったんです。
当初は《きあいのタスキ》+"トリックルーム"でSを逆転させつつ"がむしゃら"するコンボを、
相手からの先制技を防ぐ【テイルアーマー】を盾に実行しようとか考えて……
全体34位とか言うバカ高いHP種族値120の前に挫折したんですよ。無振りでも実数値195だぞ!?
こんなクッソ高いHPで"がむしゃら"運用とか絶対相手のHP半端に残すわ!!!やってられるか!!!
と言うか露骨にダブル向けなこいつシングルで使うのかなり無茶じゃね?

最終的に着目したのはくびながポケモンだけにネックとなったそのバカ高いHP。
「そうだ、今作ソーナンス居ないから劣化ソーナンス気味な運用しても問題ねぇや」と。
HB特化にしてほのおテラス切ったらオーガポン[かまどのめん]の攻撃耐えれるし、
[いどのめん][いしずえのめん]でも等倍なら耐えれるので"イカサマ"すれば返り討ちに出来そう!
ハバタクカミの"ムーンフォース"も《こだわりメガネ》以外ならHPに振り切れば耐えて、"ミラーコート"で反射してワンパン出来る!
"ねがいごと"で自分や後続の回復もこなせる!壁構築にも"サイコファング"で抵抗できるし【そうしょく】のA上昇も活かせる!
ひょっとして結構強いんじゃないか!?このリキキリン!他の5匹と合わせていざ試運転!
………
……

そうだね、ママンボウでいいよね。なんならあっち【さいせいりょく】と"クイックターン"あるぜ?
対オーガポンは全部"こだわりスカーフ"持たせたキラフロルでどうにかなるし。
ハバタクカミもハッサムの"バレットパンチ"やテツノブジンの"かげうち"で大丈夫だし。
思ったより要らない子になってしまった……うーんどうしよう……
でもこの大会でリキキリン入れないとなると己の性癖への誠実さに欠ける気がするんだよなぁ……
取り合えずこのままでもまあいいか!🦑<マーイッカ
結局大会本編で一度も選出される事なく終わったのだった。
付けてるあかしと同じでこいつを選出する自信が無かった……

←閲覧注意


NNの由来は英語でキリンを意味する「ジラファ/Giraffe」です。
ちなみに顎が長いクワガタでお馴染みギラファノコギリクワガタの「ギラファ」の部分。
これキリンの事らしいですよ。キリンノコギリクワガタ。うーん締まらない……

アシレーヌ


NN:スピカ
種族値:80-74-74-126-116-60
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:252-0-0-252-0-6
所持証:たこう/しあわせそうな スピカ
てれやな性格。気が強い。
解説
前回大会で大活躍したので今回も続投。個体は新しく厳選しました。
SVでは新たに2つの音技"みわくのボイス"と"サイコノイズ"を習得。
音技3つ採用した《のどスプレー》型を考えていたが、【ぼうおん】持ちが来たら詰むので断念。
だってよぉ……ヒスイマルマイン見てみろよぉ……
下半身に穴があってその中にタネが詰まってるんだぜぇ……?しかもキリリと睨んだくっころフェイスでよぉ……
ジャラランガもね、色違いがド・ピンクなので使う人居るでしょうし。多分……
と言うことで前回同様に《とつげきチョッキ》を持たせてHCぶっぱ。
余りの4はBに振っても効果薄そうだしDに振ると奇数になるので取り合えずSに回してます。

閲覧注意

NNの由来も前回同様おとめ座のα星「スピカ」からです。ズピカじゃないよ!
ちなみにスピカはラテン語で「Spica」、小麦の穂を意味するそうです。
稲だったら○ナホとか書けたのに……

キラフロル


NN:クリスタリア
種族値:83-55-90-130-81-86
個体値:31-x-31-31-31-31
努力値:4-0-0-252-0-252
所持証:でっかい/でっかい クリスタリア
せっかちな性格。打たれ強い。
解説
物理技を受けると"どくびし"を撒き散らす特性【どくげしょう】と"ステルスロック"を備え、
こちらに撒かれる設置物は専用技の"キラースピン"で解除可能と言う起点作成のプロフェッショナル。
最初はその起点作成に長けた特性と技を活かそうと思った。思っていた。
だが待て、しばし。起点作成役において重宝されるは行動回数を確保するための「耐久力」。
しかしキラフロルのそれは余りに平凡である。だいたいゴルーグと同程度なのである。
4倍弱点を抱えていてこの耐久力、過信出来るはずもなく《きあいのタスキ》を持たせる者も多い。
だが待て、しばし。このポケモンの長所は本当にそこなのだろうか?
今一度、種族値を見てみよう。あるではないか、目に見えるほどの長所が。燦然輝く特攻130が。
これはゲンガー、ラティオス、ジバコイルと言った名立たる特殊アタッカーと同じ値である。
これを活かさない手はあるだろうか?いや、無い。少なくとも腐らせるには惜しいのだ。
さて、火力を活かしたアタッカーと言う方針は決まった。問題はどうやってその火力を発揮するかにある。
おおまかにはHCかCSかの2択、どちらとも行けそうな数値なのが悩ましい。
困った時は先駆者を見てみよう!と言うことでHOMEで確認。
  • シーズン14キラフロル 性格採用率
1位ひかえめ40.4%
2位おくびょう35.7%
3位ずぶとい14.9%
4位おだやか4.6%
……どっちだ?
3位以下はまあ置いとくとして、1位と2位が4.7%差しかない。
2位はほぼ全員CSとして、1は全員HCとは限らない……
せや!持ち物も照らし合わせれば分かるかも!
  • シーズン14キラフロル 道具採用率
1位きあいのタスキ34.6%
2位とつげきチョッキ20.8%
3位レッドカード16.9%
4位ふうせん5.9%
5位こだわりスカーフ5.4%
6位パワフルハーブ4.3%
7位ゴツゴツメット2.5%
8位こだわりメガネ1.7%
9位イバンのみ1.7%
10位オボンのみ1.5%
わ、わからねぇ……
2位、3位、7位、9位、10位は少なくともHC、1位はCSっぽいがそれ以外がどっちもあり得る持ち物だ……
と言うか耐久特化の存在を考えるとHCっぽく見える奴の中にHBとかHDが混ざってるかもしれん……
そうだ!こういう時はスレで聞いてみればいいんだ!
大会で使うポケモンがバレるリスクがあるけどまあいいか!🦑<マーイッカ
267: 名無し:24/01/20(土)
キラフロル見てたら控え目と臆病がほぼ同数っぽいんやがこれH振りとS振りが同じくらい居るって事か…?
268: 名無し:24/01/20(土)
モモワロウに洗脳されたオーガポンってのが地味に流行ってるらしい
271: 名無し:24/01/20(土)
>>267
控えめスカーフでツツミ抜きつつ無振り炎ポン確殺だからCSアタッカーもいるかもしれんゾ
元スレ
これだ!
オーガポン対策が出来るのは余りにも美味し過ぎる!これで行こう!
そして完成したCSひかえめキラフロル。
当初は"ヘドロウェーブ"、"パワージェム"、"だいちのちから"、"おきみやげ"で辛うじて起点要素はあった。
……が、試運転で潜ったランクマで対じめん用のくさタイプ打点が欲しくなる事が頻発。
"おきみやげ"を"エナジーボール"に入れ替えたところ驚くほど刺さる刺さる
じめん半減で受けながらタイプ一致の"エナジーボール"撃つと瓦解する相手がかなり多い……
そりゃくさテラスが使用率8割超える訳だわ……すっげぇ良い具合だぜ……!
先発にキラフロル、大将にハッサムの組み合わせを基本に凄まじい安定感を発揮し大いに活躍してくれた。
やるじゃないかキラフロル!気に入ったぜ!

←閲覧注意

もともと色最大キラーメは持っていたんです。気合で数日かけて粘りました。
ですが性別がオスだったため、大会に合わせてメスを粘りなおして来ました。
これで準備期間を大幅に消費してしまったぞ!

ちなみにキタカミの里のてらす池に居るテラス個体はくさテラスで即戦力になるのからオススメだ!
野生のテラス個体はでかでかパワーLv3と同等のサイズ値補正があるぞ!
通常色でもいいから最大個体が欲しい人は毎日捕獲してサイズを確認しよう!

NNの由来はDSの「くりきん ナノアイランドストーリー」に登場するキン「クリスターリア」から。
参考資料

←くりきんのネタバレ要素があるため注意

テツノブジン


NN:EP-191
種族値:74-130-90-120-60-116
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:0-252-0-4-0-252
所持証:ときどきみる/ひとになれてる EP-191
おっとりした性格。ケンカをするのが好き。
解説
パラドックスは1匹欲しいよな!ということで採用。クォークチャージなんてなかった。
当初はステラテラスで技範囲最強ぉおおおおおおおお!!!する予定だったが、
試運転では耐久を《きあいのタスキ》に頼っているやつにテラスタルを切る行為にリスクが大きかった。
「これ"しんそく"のケアしつつ"かげうち"の威力底上げ狙えるゴーストテラスでよくね?」
という結論に至りゴーストテラスに変更された。テラスピースステラ50個無駄にしちゃった……
試運転と本番で思ったが、多分"ムーンフォース"よりも"10まんボルト"の方が強いかもしれない。

なおこの振り方でクォークチャージを発動させた場合、Sに補正がかかります*3。一応ね、一応……
ちなみに"みちづれ"搭載型も考えたが、「既に擦られまくってるテツノブジンでやろうにも警戒される」
ということで育成前に没になった。サーナイトかソウブレイズ辺りになら仕込んでたと思う

←閲覧注意


NNの由来はちょっと複雑で、
  • E→サーナイトの初出、ルビー/サファイアのマイナーチェンジ版、エメラルドから
  • P→エルレイドの初出、ダイヤモンド/パールのマイナーチェンジ版、プラチナから
  • 191→サーナイトのホウエン図鑑番号31+エルレイドのシンオウ図鑑番号160から
これらを型番っぽくしてEP-191と名付けました。
スカーレット/バイオレットのテツノブジンの図鑑番号からSV-398にしようかと思ったけど安売りの値段に見えて没ったのはここだけの話

ブラッキー


NN:レネ
種族値:95-65-110-60-130-65
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:244-0-252-0-12-0
所持証:ちっちゃい/ちっちゃい レネ
やんちゃな性格。ものをよく散らかす。
解説
こうふんすると からだじゅうの けあなから どくその まじった あせを ふきとばし みをまもる。
これは金でのブラッキーの図鑑説明である。
ブラッキーはどくタイプではないが、図鑑説明で毒を持っている事が判明しているポケモンなのだ。
だがしかし、自力で"どくどく"を覚えないのである。原種ウパーはレベル技で覚えるのに。
そしてソード/シールドにて事件は起きた。わざマシンから"どくどく"が消えたのだ。
これによって"どくどく"を使えるポケモンが大幅減少した。
ここでソードのブラッキーの図鑑説明を見てみよう。
おこると ぜんしんの けあなから どくその まじった あせを ふきだし あいての めを ねらう。
ちゃんと毒について言及されている。しかし自力で"どくどく"を覚えないのである
そのためソード/シールド内でブラッキーが"どくどく"を覚える事は出来ない。
過去作から"どくどく"を覚えた個体を連れてくることはできるが、ランクマでは使えない。
なお原種ウパーは普通にレベル技で"どくどく"を覚える。同じジョウト出身、どこで差が付いた……
そんな"どくどく"没収の悲劇からから3年と10か月ほど。碧の仮面で"どくどく"のわざマシンが帰って来た!
覚えるポケモンは大幅に減ってしまったが、ブラッキーはちゃんと覚える事が判明
やったぜ!そうと来たら使うしかねぇ!!!そうして完成したのがこのブラッキー。
ダメージ源はほぼ"どくどく"依存。猛毒効かない相手が来たら詰みます。
そして耐久力を底上げするためのデバフ技。ねっとり相手の火力を削いでいきます。
先制技だから"つぶらなひとみ"採用したけど2段階下げれる"あまえる"で良かったかもしれない。
この枠に"どろかけ"入れるのも悪くは無さそうだが、浮いてる相手に無力になるから一長一短か?
回復技は即効性重視で"つきのひかり"を採用。ブラッキーと言えばこれよこれ!
特性は【せいしんりょく】一択。うっかり【シンクロ】が発動すると"どくどく"が通らなくなるからね!
……なんだか大会の趣旨とは別の意味でいやらしいポケモンになってしまった。
まあいやらしい事には違いないし問題ねぇな!
テラスタルは弱点であるかくとう、フェアリーを半減しつつ"どくどく"の必中化が出来るどくテラス……
ではなく、耐久系テラスタルの定番のひとつであるフェアリーテラスを採用。
理由は単純で、ポケ徹のブラッキー育成論を眺めていたらフェアリーテラスが目に留まったから
実にしょーもない理由である
よくよく考えるとこの大会エスパー多そうなので結果オーライだったかもしれない。
ドクロも良いけどハートでも可愛いんだい

←閲覧注意


ちなみに今回育成した個体なんですが、色最小証A0メスとかいう割ととんでもない子だったりします。
それでいてやんちゃ、ものをよく散らかすとストーリー性抜群のお転婆ちゃん。
今作では野生個体での色厳選が主流なので性格/個性の組み合わせを楽しめるのが良いですねぇ……

NNの由来は月の女神「セレーネ/Selēnē」のモジりです。ガンダムとは特に関係ないぞ!

大会の様子

一回戦

試合の流れ
なんだこいつら!?
いーやまてまてまて!想定外のメンツが多過ぎる!!!
ヘイラッシャとスナノケガワは来ることを想定してないって!
と言うかそれよりなによりドオーがキツい!こっちが有効打持ってるやつが少ないんだ!
少なくともサーナイト以外に不利なのでハッサムは出せない……どうする……?
恐らく相手はこっちの動きを「先発キラフロルで起点作ってくる」と予想しているはず。
先発スナノケガワから"だいちのちから"が飛んでくるとすればキラフロルのくさテラスで逆転のチャンス。
初手でいきなりテラスタルを切る事になるが、相手のテラスタルを警戒するようなポケモンは居ない。
スナノケガワの持ち物が《きあいのタスキ》か、それ以外かで話が変わってくるけれど……
まあ先発はキラフロルのテラスタルで奇襲する方向で良いとして、問題はその後。
ドオーに有効打あるのがリキキリンとアシレーヌくらいしかない。
リキキリンは火力がそこまで無いのでドオー対策には力不足。"どくどく"されたら詰むし……
そして"どくどく"されたら詰むのはブラッキーも同じ。なんならこっちの"どくどく"が通らない。
よって消去法でアシレーヌとテツノブジンを出すしか選択肢がない。これで行こう。

初手は予想通りスナノケガワが登場。ですよねー……やっぱ"だいちのちから"ぶち込みたいですよねー……
「ブーストエナジーで こだいかっせいを 発動した!」お、持ち物割れたぞ!上がる能力は……?
「素早さが 高まった!」素早さ……って事は少なくとも最速、上取られてるじゃねーか!?
うーんまあワンパン確定だし温存される選択肢が潰せるだけマシか!いくぞ!テラスタル!
「あいての スナノケガワの だいちのちから!効果は いまひとつのようだ……」(確定4発程度)
そのまま反撃のテラス一致"エナジーボール"でスナノケガワを撃破。ここまでは計画通り。

しかしまだドオーが残ってるし、《きあいのタスキ》誰が持ってるんだよ問題がある。
《きあいのタスキ》を他のポケモンが持ってるとなるとシャリタツの可能性が濃いんだよな……
"ミラーコート"と"カウンター"両採用のフル反射型だった場合はかなり厄介なことに……
「あいては シャリタツを くりだした!」
え、このタイミングでシャリタツ?シャリタツって確かS種族値キラフロルに負けてたはずだよな?
……ってことはシャリタツの持ち物《こだわりスカーフ》じゃね?
そもそもシャリタツのくさ単に対する打点って"こごえるかぜ"か"りゅうせいぐん"しかない。
等倍だから"エナジーボール"では倒しきれないだろうけど"こごえるかぜ"なら耐えるし押してみるか!
「あいての シャリタツの こごえるかぜ! キラフロルには あたらなかった!
あっ……
……シャリタツが先制した、と言うことで最速スカーフが確定しましたね。
"こごえるかぜ"で固定されているので、アシレーヌに交代すれば確実に相手のラス1を引きずり出せますね。
「あいては シャリタツを ひっこめた! あいては ヘイラッシャを くりだした!」
あれ!?ドオーは!?ドオー居ないなら勝てるぞこれ!!!取り合えず"ムーンフォース"で削るぞ!
「あいての ヘイラッシャは たべのこしで 少し 回復」
……これ耐久型じゃね?"サイコノイズ"刺さるじゃん。と言うわけで早速回復を封じていく。
しかし"こごえるかぜ"の効果でSが下がっているため、相手に"ねむる"を許してしまう。
素眠りなら起きねぇな!と言うことでテツノブジンに交代し"ムーンフォース"でゴリ押し。

こうして一回戦は3-0の完勝と言う形でこちらの勝利に終わった。
いやほんとドオー居なくて助かった……居たら前回チャンピオン初戦敗退と言う醜態を晒すところだった……

二回戦

対戦相手:インド(らむぱる丼)ニキ
構築記事:ザ・ハンズ(第三回抜いたポケモン杯)
試合の流れ
初代王者VS二代目王者、夢の対戦カードここに相成る。
さあ相手の手持ちは……ても……ちは……これデカヌチャンきつくないか……?
ミミッキュとハバタクカミはハッサムで押し勝てる、ヒートロトムとオリーヴァはキラフロルで良い。
しかしデカヌチャンって特防高いからキラフロルの"だいちのちから"で落としきれなくね……?
テラスタル切れば"デカハンマー"耐えれるだろうけど……うーん……またこの手しかないのか……
先発キラフロル、控えにハッサムは確定として補完枠はテツノブジンで良いか!なんだかんだ強いし!

相手の初手はハバタクカミ……ハバタクカミ!?(二度見)
「ブーストエナジーで こだいかっせいを 発動した!」あっ《きあいのタスキ》ではないのね。
「素早さが 高まった!」いやそれよりデカヌチャンはどうした!?出番は確実ここしかないはず!?
まさかアタッカー型デカヌチャンだったりするのか!?キラフロルをアタッカーにしてるお前が言うな案件
と言うか状況が割とマズい。上を取られたキラフロルではD135のハバタクカミを正面から倒せない。
……このタイミングは"シャドーボール"ド安定、"マジカルフレイム"を押す勇気はないはず。
そしてハバタクカミは非常に高いC135を活かした特殊アタッカーが主流だが技威力が足りていない!
ハッサム受け出しから"マジカルフレイム"を撃ってくるところをドラゴンテラスで更に受ける!
これでハバタクカミを突破しつつ後続に"バレットパンチ"で負担をかけれるはず!交代だ!
行けー!ハッサム!「あいての ハバタクカミの シャドーボール!」(ダメージ約6割/確定2発)
あっ…… これはひょっとしてやらかしたか?キラフロルで1回殴ってから交代だったか?
えーいこうなったらドラゴンテラスでごり押しだ!"マジカルフレイム"撃っててくれ!
……いやでも流石に安定取るならここで引くよな?……じゃあ"はたきおとす"しておくか?
………
……

まあいいか!(思考停止)相手はゴリ押ししないはず!ならこっちがゴリ押しするチャンス!
ドラゴンテラスしながら"はたきおとす"!なんか早まった気がするが行ける行ける!押せえええ!
あれ、相手もテラスタル……?タイプは一体……ノーマルテラスだと!?
「あいての ハバタクカミの シャドーボール!」「ハッサムは たおれた!」
THE★残当 テラスタル切らせたのはまあ良いけどテラスタル無駄切りになってしまった……
こっちは1体落とされ相手は無傷3体の大ピンチの状況。マズい、このままでは非常にマズい。
キラフロルでは相手にならないので取り合えずテツノブジンを出すしかない。
こうなったら読み合いガン無視で目の前のハバタクカミを止めるんだ……!
《きあいのタスキ》を消費するのは痛いが、"インファイト"でハバタクカミを突破。

続いて出て来たのはエムリット。徘徊系の準伝ってツンデレの類だと思うんですけどいかがでしょう?
特にエムリットって感情を司るだけあってUMAの中でも表情豊かなのでツンデレ属性が良く似合います。
感情豊かなツンデレ属性、喜んでいる様子も良いですが曇る様子もまたいいものです。
更に言えばちょっとした意地の張り合いから取り返しのつかない事をしてしまって、
そのことを負い目にプライドも尊厳も粉々になって重いものを背負っていくようなものが良いです。
暗い影の中でこそ光はより目立つもの。早速曇らせるべく"はたきおとす"していきましょう。
「テツノブジンは あいての エムリットの たべのこしを はたきおとした!」(6割程しか食らってない)
硬った。うんまあクレセリアほど極端なわけではないんだけど、H80B105は十分硬い。
当然ながらHP1しか残ってないテツノブジンは倒され、残りはキラフロル1匹のみ
オ モ ダ カ さ ん 状 態 開 幕
しかもここで今までやらかして積もり積もったガバの清算タイム、3つの問題が発生している。
  1. 持ち物が《こだわりスカーフ》である。
    拘ってしまっているため、エムリットを突破した技で相手のラス1を突破せねばならない。
    エムリットの耐久からして恐らくタイプ一致でなければ倒しきれないはず。
    よって"ヘドロウェーブ"と"パワージェム"のどちらかに固定する事になる。
  2. 相手のラス1が不明。
    前述のとおり"ヘドロウェーブ"と"パワージェム"の2択な訳だが、どちらにも裏目が存在する。
    "ヘドロウェーブ"を選んだ場合、ラス1がヒートロトムだと倒しきれず返しで捲られる可能性があり、
    "パワージェム"を選んだ場合でも、ラス1がオリーヴァだとまず倒す事が出来ない。
    なおデカヌチャンがラス1だった場合は有効打が無く"デカハンマー"で一撃粉砕される模様。
    目の前にいるエムリットが【ふゆう】だから"だいちのちから"では倒せないんだ!!!
  3. こちらのテラスタルが残っていない。
    これにより最後の抵抗、「テラスタルでタイプ相性を変えて無理矢理受ける」を実行出来ない。
    あの時雑なテラスタル発動をしなければ……!
……少なくともデカヌチャンが出てきた場合は詰みが確定するので、それは考慮しなくていい。
"パワージェム"で裏目引いた時は負け確だが、"ヘドロウェーブ"は裏目引いてもまだワンチャンある。
つまりここは"ヘドロウェーブ"で押し通るのが最も太い勝ち筋!頼むぞキラフロル!
エムリットを倒して出て来た最後の1匹は……
ミ ミ ッ キ ュ
そう言えば居たねぇキミぃ!?ここにきて最後に【ばけのかわ】での行動保証あるこいつか……
しかもこいつ特防が高いから【ばけのかわ】込みで確定3発くらいかかるはず。

詰んだか?「降参」の選択肢を脳裏をよぎる。
しかし、その選択を否定する自分もそこに居る。
かなり絶望的な状況だが何か引っかかるものがあるのだ。
何か、まだ勝ち筋となる要素があるはず。考えろ、考えるんだ。降参を否定する十分な要素を!

……ミミッキュって、キラフロルに対する有効打なくないか?
そう、剣盾時代に使った事があるがミミッキュは素の火力が低い。
素の攻撃種族値がかなり低く、"つるぎのまい"を使わなければ火力が出なかったはず。
特にゴースト技は威力が微妙な"シャドークロー"と溜め技の"ゴーストダイブ"しかない。
恐らく"シャドークロー"+"かげうち"は余裕をもって耐えれるはず。
問題は"つるぎのまい"が絡んだ場合。その場合は耐えれる保証がない。
……えーい今度こそ本当にやるしかねぇ!と言うか"ヘドロウェーブ"しか撃てない!!!
「キラフロルの ヘドロウェーブ! あいての ミミッキュの ばけのかわが はがれた!」
あいての ミミッキュは どくを あびた!
あっ……
……ひょっとして有効打なんじゃないか?毒だから猛毒と違っていきなり1/8削れるし。
「あいての ミミッキュの つるぎのまい!」やっぱりあったか……
"かげうち"があるとすると次の"ヘドロウェーブ"で倒せないと負け確定だが……
「あいての ミミッキュの かげうち!」(確定2発
「あいての ミミッキュは 命が 少し削られた!」
「キラフロルの ヘドロウェーブ!」
「あいての ミミッキュは たおれた!」
あれ?勝ててしまった……?

記事執筆時にダメージ計算してみたところ、以下のようになりました。
  • キラフロルの"ヘドロウェーブ"→ミミッキュ(耐久無振りを想定)
    85〜102(64.8%〜77.8%)
    確定2発
  • 【ばけのかわ】消費+《いのちのたま》反動
    114〜131(87.6%〜100.7%)
    超低乱数1発(6.2%)
  • 【ばけのかわ】消費+《いのちのたま》反動+毒
    130〜147(100%〜113%)
    確定1発
利用サイト:game8

……どうやら本当に"ヘドロウェーブ"の毒が有効打になっていたようです。
運だけでガバを帳消しにして勝つのか……(困惑)

大会アクシデント

物凄いガバを晒した二回戦終了後、もう一方の二回戦(ブリエロVSカミツルギ)で事件は起きた。
かなり沼ってお互いに手持ちを晒した状態、そんな中で突然の通信エラーが発生
どうしようもないということで、決勝戦進出者を!radnomで出た数字で決定する事に
67: らむぱる丼:24/01/20(土) 23:25:09 ID:0KRo14
randomで決着つけてもらうしかないかな
68: ↓カミツルギ◆YXu2MqqLRRU2:24/01/20(土) 23:25:29 ID:w4IX14
大きい方が勝ちでエエか?
まあワイは負けるんやが88
69: ↓ブリムオンのエロ画像ください◆LbQy8e.2OY:24/01/20(土) 23:25:43 ID:suCf8
はい
98
70: カミツルギ◆YXu2MqqLRRU2:24/01/20(土) 23:26:01 ID:w4IX15
負けちった

元スレ

そして、決勝戦が幕を開けた……
試合の流れ
ま、またデカヌチャンが居る……!
二回戦でもそうだったがデカヌチャンがかなり重い。
だがデカヌチャン以外に対しては比較的どのポケモンでも対応できるため選出幅は広い。
比較的厄介なのは耐久力が高めなアシレーヌとラティアスだろうか?
アシレーヌは特防こそ高いが防御は低め、ラティアスは防御を上げる手段に乏しいため物理で押したい。
なので二回戦と同じく先発キラフロル、控えにテツノブジンとハッサムを選出。
割とサクッと決まったがこの3体がとんでもなく優秀なんだ……どっちの意味でも……

相手の初手はソウブレイズ……ソウブレイズ!?(二度見)
デカヌチャンはどうした!?というかこの展開二回戦でやったって!!!
いやまあこの展開だとキラフロルで有利取れてるし……"パワージェム"で素直に行くしかない。
「キラフロルの パワージェム!」(確定2発
なんだこの硬さ!?いくらソウブレイズが特防高めとは言え無振りの硬さではない!
返しの"ポルターガイスト"でキラフロルにも相当なダメージが入る。
恐らく耐久寄せの積みアタッカーか?"かげうち"が無ければこのまま突破できるが……
「あいての ソウブレイズの かげうち! キラフロルは たおれた!」
うーんしっかり"かげうち"持ってる……ハッサムは出せないしテツノブジンを出すしかない。
しかし相手は耐久振り……ゴーストテラスしたテツノブジンの"かげうち"で落としきれるか……?
ここでテラスタルを使うべきか悩み、温存して"はたきおとす"を選択。これがガバだった。
「あいての ソウブレイズの かげうち!」
しまった!冷静に考えたらここ"かげうち"で倒さないと《きあいのタスキ》剥がされるじゃん!
「テツノブジンは あいての ソウブレイズの とつげきチョッキを はたき落とした!」
あの妙な硬さの正体は《とつげきチョッキ》だったのか……なら"かげうち"で倒せてた……

ガバを悔やむのもつかの間、次に繰り出されたのはラティアス。
《きあいのタスキ》による行動保証が無くなったため、一撃で屠らなければ厳しい状況。
安定択は"はたきおとす"か……?何か失念してる気はするがこれで行こう。
ここで相手がテラスタル。そうだ相手まだテラスタル切ってないじゃないか!!!
フェアリーだったら最悪だがタイプは……はがね!?
そう言えばラティオス/ラティアスは【ふゆう】があるからはがねテラスが多いんだったか……
《きあいのタスキ》が温存出来ていればここで1発受けてから"インファイト"出来たので完全なガバ。
「テツノブジンは あいての ラティアスの アッキのみを はたき落とした!」
《アッキのみ》の発動を防げたのがせめてもの救いか……
しかしハッサムでラティアスを突破出来たとしてその後が続かない。
勝機があるとすれば素早さ勝負で勝てる可能性のあるアシレーヌくらいか……?

……全てを託し、ハッサムを繰り出す。
記憶が確かならラティアスは没収された"マジカルフレイム"以外にほのお技を覚えない!
はがねテラスを切った今、ほのお"テラバースト"の可能性もない。つまり1発は耐えられるはず!
今こそ!SVで新規習得した"インファイト"を活かす時!
「あいての ラティアスは じこさいせいした!」(全回復)
あれ?……もしかしてテツノブジンが居るからハッサムがかくとう技覚えてないと思われた?
"インファイト"が直撃しラティアスを一撃で突破。
防御と特防が下がったのは痛いが、《いのちのたま》の反動だけで済んだのは幸運。

そして最後に相対するはオオニューラ、これは……まだ分からない!
はがねタイプを持つハッサム相手にどくタイプの"フェイタルクロー"はまず使わない。
よって相手の選択肢は最大打点は"インファイト"以外に無いはず。
……問題は耐えられるかどうか。防御が1段階下がってしまっているのが痛い。
《ノーマルジュエル》+"ねこだまし"型の場合は2ターンで落とされるのは確実。
相手の持ち物が火力アップ系でも恐らく耐えられない。
しかし、しかしだ。万に一つ、素で"インファイト"を撃ってきたならあるいは……?

そしてこちらの技にも不安要素は残っている。
オオニューラはかなり独特な耐性を持つどく/かくとうタイプ。
"バレットパンチ"、"インファイト"、"はたきおとす"、命中安定技が全て半減なのだ
それに持ち物が《きあいのタスキ》の可能性を捨てる事が出来ない。
つまり命中率90%の"ダブルウイング"を使うしかない。
「"いわなだれ"を避ける」、「"ヘドロウェーブ"で毒にする」……10%で勝ってきただけに因果応報されそう……

覚悟を決めよう。
採用されているかは怪しいが、"ほのおのパンチ"は覚えられるはずなのでドラゴンテラスは切る。
折角の最終決戦だし多少はね?
雌雄を決するのはどちらか。両方とも雌なんだけども

いざ尋常に……勝負!

「あいての オオニューラの インファイト!」(残りHP6)
耐えたっ……!?

「ハッサムの ダブルウイング!」
頼む、当たってくれっ……!
「効果は バツグンだ! 1回当たった!」

「あいての オオニューラは たおれた!」

「ハッサムは 命が 少し削られた!」
「ハッサムは たおれた!」

……相討ち!?
《いのちのたま》の反動で相討ちになった場合は、確か……

「ブリエロとの 勝負に 勝った!」

ダメージ計算


かくして栄冠を手にしたのは、お茶の間絶対零度待ったなしのこの記事を書いた阿呆である。
地味に1匹書くのに1週間ペースで二ヶ月くらいかかってるのだ
今回は非常にまじめにえっちなポケモンを考察し、選りすぐった中から構築を組んできました。
恐らく……いや間違いなく黒歴史に分類される部類ですが、前回に引き続き優勝出来て満足です。

採用したかったけどやむを得ず手持ちに入らなかったポケモン達(閲覧微注意)

優勝した記念に、あのセリフをここに残しておきましょう。

けっきょく ボクが いちばん つよくて すごいんだよね

ちなみに

最後に

大会の主催・運営を行ってくれた初代抜いたポケモン杯チャンピオンらむぱる丼ニキに感謝を!
あとこの記事を書くのに2ヶ月もかかってすまなかった!

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