注意

この記事にはR-18要素が多く含まれています。

なるべく表現は抑えるように努めましたが、それでもきつい可能性がある部分があります。

折り畳み部分を閲覧する際はご注意ください。

筆者は責任を負えません。



強い ポケモン 弱い ポケモン

そんなの 人の 勝手

本当に 強い トレーナーなら

好きな ポケモンで 抜けるように 頑張るべき


ポケモン紹介

レントラー

NN:リュンクス
種族値:80-120-79-95-79-70
個体値:31-31-31-31-31-0
努力値:252-0-252-4-0-0
解説
HB特化の物理受けレントラー。
そう、「受け」としての役割を持ったレントラーである。


NNの由来はラテン語でヤマネコを意味する「リュンクス/Lynx」です。

ストライク

NN:プレディカ
種族値:70-110-80-55-80-105
個体値:31-31-31-x-31-31
努力値:0-252-0-0-4-252
解説
シンプルにAS特化にしており、足りない火力を"つるぎのまい"で補う構成。
今回「抜いたポケモン杯」に挑むに当たり、真っ先に採用を決定した個人的にお気に入りのポケモンである。

NNの由来はスペイン語でカマキリを意味する「プレディカドール/Predicador」です。

キュウコン[アローラのすがた]

NN:シュネー
種族値:73-67-75-81-100-109
個体値:31-0-31-31-31-31
努力値:4-0-0-252-0-252
解説
自慢の菱色5VA0のアローラキュウコン。
オーソドックスな壁貼り型。

NNの由来はドイツ語で雪を意味する「シュネー/Schnee」になります。
ユナイトで使用するサークルネージュの「ネージュ/Neige」もフランス語で雪と言う意味です。ちなみに「サークル/Circle」は英語です。

アシレーヌ

NN:スピカ
種族値:80-74-74-126-116-60
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:252-0-0-252-0-4
解説
《とつげきチョッキ》で特殊受けとしての役割も兼ねたアタッカー。
自慢の色違い♀だがオシャボ解禁前に厳選したのでコンペボールに入ってないのが悔やまれる。

NNの由来はおとめ座のα星「スピカ」から。

ゾロアーク

NN:リサ
種族値:60-105-60-120-60-105
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:0-0-0-252-4-252
解説
特性「イリュージョン」による偽装で強制的に読み合いを強いる事が強みのポケモン。
一般的には"おきみやげ"や"はたきおとす"での起点作成、"ちょうはつ"での起点妨害、《きあいのタスキ》+"カウンター"での切り返しが主流。
だが今回はパーティにアタッカーが少ないため積みアタッカー型に育成した。イリュージョンを活かす気が微塵もない。
あくタイプなので「いたずらごころ」による妨害を受けないのも長所である。
ちょっとした小細工として"りゅうのまい"や"つるぎのまい"による全抜きを防ぐために"しっとのほのお"を搭載している。
そんな小細工するくらいなら積み技を"めいそう"にしておけば偽装先をアシレーヌにすることで発覚を遅らせられたのでは……?

NNの由来はロシア語でキツネを意味する「リサー/лиса」から。
ゾロアークのゾロもスペイン語でキツネと言う意味の「ゾロ/Zorro」から来ているそうです。「かいけつゾロリ」のゾロも同じですね。
スマブラで復帰ミスの事を「ゾロる」と言うのも元をたどればこのゾロになります。ONE PIECEのゾロとは特に関連していません。

ルガルガン[まよなかのすがた]

NN:イェラン
種族値:85-115-75-55-75-82
個体値:31-31-31-X-31-31
努力値:4-252-0-0-0-252
解説
先発でも後投げでも使えるようにと考え《きあいのタスキ》を持たせたルガルガン。

NNの由来は中国語の「イェ/夜」と「ラン/狼」から」。
名前の響きが花魁おいらんっぽいが気にしてはいけない。
音読みすると「やろう」となるが気にしてはいけない。

大会の様子

1回戦

対戦相手:ノエルニキ
構築記事:まず、この大会とは...(ネットリ)
試合の流れ

選出面で警戒したのはフェローチェとアギルダーである。
両社ともこちらのポケモンの上を取れ、下手をすると半壊させられる危険性が高い。
特にフェローチェは《いのちのたま》を持って的確に撃ち分けされると非常に対応に困る。
なのでメインウェポンのほとんどを半減に出来るアシレーヌは必須。
相手全体が特殊アタッカーに寄っているので特殊受けとして役立つだろう。
次いで先発で起点を作ってきそうなデスカーンと弱保エースの可能性が高いガラルフリーザーに刺さるゾロアークを起用。
最後に耐久力を信じてストライクを選択。
ストライクの選出を隠しつつ初手で来そうなデスカーンを逆に起点化するためにゾロアーク・ストライク・アシレーヌの順で対戦開始。

初手は予想通りデスカーンが登場。アシレーヌに偽装したゾロアークで"みがわり"を貼り積み始めようと行動開始。
デスカーンがしてきたのはまさかの"どくびし"。え?お前"ステルスロック"覚えなかったっけ?……覚えねぇだと!?(衝撃)
まあこっちはゾロアークで薙ぎ払えばいいわと"わるだくみ"で自らボロを出していく。対してデスカーンは"のろい"。
やっべぇ"おきみやげ"の方警戒してたらとんでもねぇ技出して来やがった!"みがわり"貫通してんじゃねぇやめろ!
幸いながら"みがわり"用に《マゴのみ》を持たせていたため行動の猶予は十分にある。
これで"トリックルーム"でもされたら目も当てられないのでとっとと"ナイトバースト"で倒してしまう。
相手の次鋒はガラルフリーザー。あからさまに"ダイジェット"なのだ!
一回S上がったらアシレーヌで受けるしかない上に3匹目をバラす羽目になる可能性が高いのでゾロアークの役目はここまで。
"ナイトバースト"を撃って退場と思った矢先、相手が何故か交代してデンジュモクが登場。
そうか!化けてると言うことはアシレーヌ居るの確定してるから受けだしに来ると読んだのか!
哀れデンジュモクは"ナイトバースト"が直撃ししめやかに爆発四散!サヨナラ!
トリを飾るのはガラル地方に舞い降りし三鳥の一角・ガラルフリーザー。
ダイマックスでの全抜きを試みるが"ナイトバースト"で一気に4割近く削れてしまう。いや硬いよ!特殊とは言え弱点だぞ!?
S逆転&"みがわり"破壊でゾロアークが倒されるが、こちらはまだダイマックスを切っていない。
ガラルフリーザーはダイマックスしたアシレーヌを半分も削ることが出来ずに倒されてしまった。君も耐久おかしいねぇ!?

こうして1回戦を突破したのだった。

ちなみにノエルニキの構築記事みたら構築にそこまで深い意図はなかったようです。そうだったのか……すまない……
大会の中で1番の衝撃ポイントでした。

2回戦

対戦相手:リッカニキ
構築記事:Re:ゼロから始める抜きポケ性活
試合の流れ
相手の構成的に「好き」を詰め込んだタイプの構築と推定。
すなわちこちらと同類である。これは良い試合が期待できる!

選出面で警戒したのはピカチュウ。うっかり"こうそくいどう"でも許してしまえば止められなくなってしまう。
その他物理・特殊ともに優秀なアタッカーが揃っているため、受け要員としてレントラーとアシレーヌを選出。
あとは先発で切り崩す必要があるのだが、ゾロアークではどうにも分が悪そうな気配。サザンドラに打点無いし。
よって"とんぼがえり"で撤退し受けに繋げられるストライクを先発に据えて対戦開始。
相手の先発はドラピオン。1回戦での"どくびし"が脳裏をよぎる。"どくびし"か?また"どくびし"なのか?
ドラピオンは使用経験もあり、素ではそこまで火力は出ないがやたらと硬い事は把握している。
《しんかのきせき》の耐久力に任せて"つるぎのまい"を決行する。一番困るのは"がんせきふうじ"だが……
あいての ドラピオンの はたきおとす! きゅうしょに あたった!(黄色ゲージまで減らない)
《しんかのきせき》を失ったのは痛いがダメージ的に【スナイパー】ではなく耐久振りで起点作成に特化している可能性が濃くなった。
このまま"ダブルウイング"でゴリ押せば楽に突破出来るはず……と思った直後である。
あいての ドラピオンの ふきとばし!(戦闘に引きずり出されるレントラー)
そういやそんな技使えたねぇ君ィ!?"どくびし"に意識が向いていて全く警戒していなかった。
レントラーの"ボルトチェンジ"でドラピオンを撃破しつつストライクに戻したが、"はたきおとす"で《オボンのみ》を失ってしまった。
レントラーの回復が失われたことでチラチーノやピカチュウに対して投げる事が難しくなってしまった。
相手の次鋒はアマージョ。ストライク対面に対してアマージョを投げて来たのである。ほわーい!?何故に!?
ストライクのSは105。ガブリアスよりわずかに速い。対してアマージョはS72と中速。
耐久はそこそこあるがストライクの攻撃に耐えられるとは思えない。
ここでふと思い出す。これは……《こだわりスカーフ》で"トリプルアクセル"を撃ちに来たのでは?
嫌な予感を覚えたのでレントラーに交代し攻撃を受ける事に。撃って来たのは案の定"トリプルアクセル"。やっぱりな。
確実にストライクに上を取らせるために"でんじは"でまひ状態にすることに。アマージョは"パワーウィップ"。あれぇ!?
《こだわりスカーフ》じゃない!?ナンデ!?って事はストライクで上取って殴れてたじゃん!まあケア必須だから仕方ないけどさぁ!
一応まひが入り先制技を覚えないアマージョはどうとでもなる事が確定したので"ほえる"で裏を見る事に。
ピカチュウ来るな……ピカチュウ来るな……あとチラチーノも若干きついからやめろぉ……
サ ザ ン ド ラ 。やったぜ。裏のアシレーヌで完封だぁ……
レントラーは雑に"あくのはどう"で落とされアシレーヌ登場。互いにダイマックスを切るがタイプ相性の壁を覆せずサザンドラを撃破。
そしてアマージョの"パワーウィップ"を赤ゲージがギリギリ残る程度で耐えて【げきりゅう】が発動し無事勝利。

3回戦……決勝の舞台への切符を手に入れたのである。

ちなみにこの後リッカニキは3位決定戦を制し無事3位に収まりました。
同じく「好き」を集めたパーティーで戦った者としては嬉しい限りです。
おめでとうリッカニキ!

決勝戦

対戦相手:カミツルギニキ
構築記事:出来たら誰かここに追加してあげて♡
相手の手持ち:エースバーン/カミツルギ/サンダー/マリルリ/クレッフィ/ドリュウズ
試合の流れ
なんと相手のパーティーに(対戦的な意味での)ガチポケしか居なかった。
某メタグロスで抜いた伝説の人物を彷彿とさせる所業、相手がこの大会に賭ける重みと気迫が伝わってくる。
こちらとはある種対極にあり、しかして「それで抜いた」という事実から業の深さはこちらと同等かそれ以上。
まさに決勝戦に相応しいマッチメイクと言えるだろう。抜いたポケモン杯の強者とは性癖の強さで決まるのだろうか。

相手の全てのポケモンがこちらに有利を取ってくるという厳しい状況。
恐らくクレッフィが壁を展開してサンダー辺りで蹂躙されるだろう。
限られた可能性としてカミツルギ以外にワンチャンのあるアシレーヌを選出。
壁が切れるまで粘るために先発をゾロアークに決定。
最後に選ぶのは抜きポケ杯において外すことが出来ないエース……ストライク、君に決めた!
地味にいわタイプの技以外なら1発は耐える程度に硬いのでワンチャンを掴むならばこいつしかない。
偽装先を考慮するために選出順はゾロアーク・ストライク・アシレーヌ。奇しくも1回戦と同じメンバーである。

初手は予想通りクレッフィで"ひかりのかべ"。こちらはゾロアークで"みがわり"を展開。7ターンの耐久が始まった。
取り合えず"わるだくみ"3積みしてやろうとしたらいきなりサンダーに交代。流石に見切りが早えぜ……
即ダイマ切られたらSの関係でアウトと思いつつ命中ダウンでワンチャンを掴むために"ナイトバースト"を決行。
しかしダイマックスは切られなかった。そして次のターンに"はねやすめ"。耐久型サンダーじゃねーか!!!
数ターン"ほうでん"と"みがわり"の応酬が続いた末、《マゴのみ》の発動を確認して後がない事を察したのかサンダーがダイマックス。
こちらもほぼ同時に"ナイトバースト"を仕掛けて撃破される……が、ここで丁度"ひかりのかべ"が解除される。
そういや壁貼られてたの忘れてたわ!どおりでナイトバーストが通らないと思った……
次鋒にアシレーヌを繰り出しダイマックスでサンダーへの反撃を開始する。
ここでアシレーヌは"ダイストリーム"を選択。サンダーが撃って来たのは"ダイサンダー"。ここで2つのポカをやらかす。
ひとつは"ダイサンダー"で発生した"エレキフィールド"によってでんきタイプの技の威力が上がる点。
あれ?これ補正込みならアシレーヌギリギリ落ちるんじゃね?と焦り「"ダイフェアリー"にしておくんだった」と後悔していた。
もう一つのポカはサンダーはでんき・ひこうタイプなので"エレキフィールド"の補正が受けられない事を忘れていた点。
つまり結果的に"ダイストリーム"で正解だったのだ。しかもこれ、記事編集時点まで気が付いていなかった。アホじゃん……
結果的に2発目の"ダイサンダー"を耐え【げきりゅう】+"あまごい"の補正でサンダーを突破。
ここで相手は役割の無くなったクレッフィでダイマックスのターンを稼ぐという行動に出た。これは逆に美味しい展開。
クレッフィは"ダイストリーム"で弾け飛び、こちらは先制技である"アクアジェット"が使えるようになった。
いくら下降補正だろうと【げきりゅう】+"あまごい"の補正が乗っている今ならばかなりの威力を発揮できる。
しかし問題となるのは相手の次のポケモンである。
カミツルギかマリルリだった場合、アシレーヌの"アクアジェット"+ストライクの"ダブルウイング"で落とすのは不可能。
カミツルギであれば素で上を取られており、マリルリであれば"アクアジェット"で仕留められる可能性が非常に高い。
エースバーンにも素で抜かれており、"かえんボール"が直撃すれば一撃でストライクが倒されてしまう。
ドリュウズが《こだわりスカーフ》だった場合、上から"いわなだれ"をされれば落とされるがそれ以外の持ち物であれば勝てる。
総合して勝てる可能性があるのは以下のパターン。
  1. エースバーンが"かえんボール"を外す。
  2. ドリュウズが《こだわりスカーフ》以外のアイテムを持っている。
  3. ドリュウズがいわ技を撃たない。
  4. ドリュウズがいわ技を外す。
どれにしても非常に勝ち筋が薄いが、ドリュウズが来るのが一番可能性が高い。
そして実際に繰り出されたのは……ドリュウズである。首の皮が一枚繋がるという奇跡的状況!
アシレーヌの【げきりゅう】+"あまごい"の補正マシマシ"アクアジェット"で一気に5割強を削るも"いわなだれ"で落とされてしまう。
ストライクを繰り出しラスト1匹同士、先に動いた方が勝つ緊張の一瞬。
"あまごい"も"エレキフィールド"も解け最後の1ターンを迎える。こちらが選ぶ技は"かわらわり"。相手はまた"いわなだれ"だろう。

先に動いたのは……「あいての ドリュウズの いわなだれ!」

ドリュウズである。《こだわりスカーフ》だったのだ。
でなければ瀕死寸前のアシレーヌにわざわざ命中不安のある"いわなだれ"を撃つことはしないだろう。
岩の崩れる音が聞こえ、倒れ伏すストライクを眺めるしかない無力さを想起してしまう。
出来る事は祈る事のみ。ただひたすらに、避けてくれと祈るしかなかったのである。

「ストライクには あたらなかった!」
ストライクはその想いに答えてくれた。僅か10%と言う細い勝ち筋を見事に手にして見せたのだ。
トドメの"かわらわり"がドリュウズに刺さり、勝敗が決した。

第二回抜いたポケモン杯優勝の栄冠……栄冠?を手にしたのは、このやたら長い怪文書を書いたアホであった。
そもそも「とりあえず持てる知識全てを使って多角的にシコい点を追求しよう」と言う発想のもと、
脳内に箇条書きでまとめてたシコポイントを無理矢理文章として書きだした上に大会の試合の流れも思い出しながら書いたため、
文章が若干アレな感じになっているが、そもそも大会自体が黒歴史待ったなしの産物なので多めに見て欲しい。
3割はトナメ形式初優勝の興奮、残り7割くらいは深夜テンションのノリで書いてるし

ちなみに大会後はカミツルギニキの性癖が概ね自分と一致していたことが判明。
やっぱりなぁと思いつつ更なる性癖の開拓・新たなる概念の発見に努めたいと感じました。

最後に

大会の主催・運営を行ってくれた初代抜いたポケモン杯チャンピオンらむぱる丼ニキに感謝を!

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