構築経緯

https://onj-pokemon.game-info.wiki/d/%c2%e81%b2%f3...

選抜ポケモンの発表を見て思ったのが
・ほとんどのポケモンの技範囲が広くダイマックス択含め対面したときの有利不利が曖昧であり、択のじゃんけんになりやすい。
・再生技持ちがおらず、サイクル構築を組むと1ターンの重みが大きく選出じゃんけんになりやすい。

の2点であったため、多少の有利不利をひっくり返すダイマックスを強く使う構築を組むことにした。

と同時に、が特性ムラっけにより非ダイマックス前提ながら展開次第では全ての有利不利関係から頭1つ抜けたところに位置していると感じたため、初手ダイマ+詰めオクタンの形をとることにした。

オクタンはピンでポンと刺しても分の悪い運ゲーにしかならないためムラっけの試行回数を増やせるようにしたい。起点要員としてある程度の行動保障がありs操作が可能なを採用した。

初手ダイマ要員は正直誰でもよかったのだが環境で一番圧力のある、ケンタロスに強いのに強い、対面性能が非常に高いにした。


構築コンセプト

・システマチックな動きでほろ酔いでも勝てるようにする
・ムラっけの試行回数を増やし、極力運に頼らない(大嘘)

個体紹介(6戦すべて同じ並び・構成)


@しろいハーブ

ギガインパクト インファイト アイアンテール ☨ふぶき☨
ようき 150-152(252)-116(4)-54-90-178(252+)

試運転で強すぎたらしいので従来のものより少し構成をずらし、威嚇持ちやパンプジンモジャンボに止められない構成にした。こういう環境トップのポケモンはミラーに有利orミラー勝てないけど止めに来るやつを破壊できる構成のどちらかで使うべきだと思っているが、白いハーブ+ふぶきによりそのどちらも満たすことができた。
でも無振り下降ふぶきZでフライゴンが落ちない、モジャンボやパンプジンに半分いかないなど、ふぶきは有用ではあったがさすがに火力が足りなかったためそこら辺を意識した育て方(C下降かけない等)をすればもっと強かったと思う。あとあられでライボルトのタスキがなくなるのがアホポイント高い。
とはいえ従来の型では止められていたであろうモジャンボやパンプジンをギリギリ倒せたのでふぶき採用は正解だった。


@いのちのたま

オーバーヒート ねっさのだいち はかいこうせん 10万ボルト
ひかえめ 180(242)-×-87-194(252)-116(4)-105(12)

ケンタロスを止めに来るやつらに軒並み強いが、そいつらの裏にブーバーンがしんどいフライゴンが同居していることが多く信用できなかった。あとダイマックス時の縮尺がおかしいのがなんか怖くてあんまり出せなかった。


@じゃくてんほけん

ヘビーボンバー じしん ばかぢから ヒートスタンプ
いじっぱり 223(204)-200(252)-94(36)-90-90(4)-52(12)

対面性能が異常だが、ケンタロスを止めに来るポケモンにこいつも弱いためあんまり信用できなかった。1回刺さってるとき出したらほぼ無傷で3タテした。


@こうこうのしっぽ

マジカルフレイム おにび トリック やどりぎのタネ
わんぱく 192(252)-120-191(252)-70-96(4)-74

大会当日急遽いただいたポケモンだけど行動保証がないから信用できなくて1試合も出してない() カルパスニキごめん。


@きあいのタスキ

10まんボルト かえんほうしゃ こわいかお でんじは
おくびょう 145-85-80-157(252)-80-172(252)

対面性能も悪くないオクタンの起点要員、全試合出した。
でんじは+こわいかおの両採用の理由は、電磁波の外しのリスクを減らしたいけど麻痺しびれの上振れも欲しい、2回行動した時こわいかお2回よりもまひ+S-2の方が下がり幅が大きい、でんじはが通らないやつのすばやさダウンが可能である。といったような点からである。こわいかおはこの構築の24の技のうち最も有用な技だった。
オクタンに強いクロバットに強めで、見せ合いにいても選出されなかったので補完が取れていたオクタンの最高の相棒である。


@食べ残し

ねっとう れいとうビーム まもる みがわり
おくびょう 177(212)-112-96(4)-126(4)-105(76)-101(212)
H→16n+1、たべのこしの回復効率が最適
S→S+2でorマヒないしs-2状態のクロバット抜き
D→余り、クロバット意識

ルール発表の時から間違いなく最強と信じ続けたポケモン。ムラっけがエグすぎるのは7世代ゴーリで実証済みで展開と運次第で非常に化けるポケモンであり、構築をこいつに大きく寄せかつ確定で選出させなければならないがそこまでしてでも使う価値があると感じた。
初めのほうで有利不利がどうこういっているが、オクタンを考慮した時の相性関係はじゃんけんではなくカイジに出てきた"Eカード"に近いと思っている。

Eカードはじゃんけんと同じ3すくみだがそれぞれの手の数の割合が異なる。
"皇帝"のカードは数の多い"市民"のカードに強いが数の少ない”奴隷”のカードに弱い。"市民"のカードは"皇帝"に負けるが"奴隷”に強い。"奴隷"は"皇帝"に強いが数が少なく択を合わせなくてはならない。(説明わかりにくいからEカードで調べてほしい)

環境考察したところオクタンに分がいい勝負が可能なポケモンはすり抜け毒黒霧クロバットとすり抜けひっくり返す瞑想アシパ眠るカラマネロだけであると考えた("奴隷"のカード)。そいつらは汎用性がないため一般ポケモン("市民"のカード)に勝てない。そしてその数の多い一般ポケモン全てにオクタンが強い(”皇帝"のカード)。といった構図になっていた。
6戦戦ったがそのようなオクタン対策に特化したポケモンとはマッチングせず、自分だけ皇帝が使えて奴隷の存在しない"Eカード"をやっている感覚だった。

となんか偉そうにのたまったが実は大会通して結構運がこっちに傾いてた。でも上振れ要素も含めてこのルールの"皇帝"である。


統括・感想

こういった初手ダイマ→詰ませの構築は発売初期の環境から禁伝2体ルールの今まで絶えずレート上位で結果を残し続けてきたため、動きを近づけることが可能であれば間違いなく強いと感じ実際こうして結果を残せたので良かった。
でも新作でダイマックスないからこういう構築組めないの悲しい、いわゆる"プレイングスキル"みたいなものがほぼ必要ないため初心者でも組めれば全然勝てたのだが、テラスタルはメガZに近くてなんか難しそうで辟易している。9世代に行きたくない...

おまけ


C以上がやれるぞと感じたやつらでD以下はうーんポケモン。
次回以降の参考になれば...

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