「オグリ1着!オグリ1着!オグリ1着!オグリ1着!
 右手を挙げた武豊!オグリ1着!オグリ1着!
 見事に引退レース!引退の花道を飾りました!
 スーパーホースです!オグリキャップです!」





概要

オグリキャップは、かつて笠松競馬場、JRAに所属した日本の競走馬、種牡馬である。
一歳上のタマモクロスとともに芦毛最強時代を築き、地方・中央合わせて22勝を積み上げた「平成三強」の一角である。
性別
毛色芦毛
生年月日1985年3月27日
現役年1987年-1990年
没年月日2010年7月3日
ダンシングキャップ
ホワイトナルビー
母の父シルバーシャーク
生涯成績32戦22勝(中央20戦12勝)
獲得賞金9億1251万2000円
主な勝ち鞍90'有馬記念(G1)

競走馬として
岐阜県・笠松競馬場でデビューし、重賞5勝含む12戦10勝の実績を引っ提げ中央競馬へ移籍。
当初中央で走らせる予定がなかったためにクラシック競争への出走は叶わなかったが(後述)、
1988年と1990年の有馬記念、1989年のマイルチャンピオンシップ、1990年の安田記念のGI4勝含む重賞12勝を挙げ、
スーパークリーク、イナリワンとともに「平成三強」と称された。
種牡馬として
目立った活躍の産駒を出すことはできなかったが、オグリキャップの種牡馬入りにより繋養牧場のある北海道・新冠町の地域経済活性化に大きく貢献したと言われている。

追加登録制度
皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞、桜花賞、優駿牝馬(オークス)の5大クラシックレースは通常、出走までに3回の特別登録が必要である。
1回目、2回目の登録は、それぞれレースへ出走する前年の10月、当年の1月に締め切られるため、
未登録のままクラシックレースの優先出走権を獲得する、ということも起こりうる。
1991年までは例外なく、2回の特別登録をしていない競走馬はクラシックレースに出走できなかった。
オグリキャップの活躍などによりこの制度に救済システムが導入され、3回目の登録(レースの2週間前)のタイミングで200万円(通常時の5倍)の追加登録料を支払えば出走登録が認められることとなった。
制度導入後はほぼ毎年、追加登録をする競走馬は存在し、現在までに6頭の勝利例がある。
馬名追加登録し勝利したレース
テイエムオペラオー皐月賞(1999)
アローキャリー桜花賞(2002)
ヒシミラクル菊花賞(2002)
メイショウマンボ優駿牝馬(2013)
トーホウジャッカル菊花賞(2014)
キタサンブラック菊花賞(2015)
彼らの活躍もまた、オグリキャップがもたらした成果といえるだろう。

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