いたずらごころとは

補助技の優先度を+1する特性。あくタイプ相手には無効化される。また、じょうおうのいげん/ビビットボディ、ファストガードやサイコフィールドの効果でも無効化される。
この特性は何度も調整される程の強特性で、第5世代のレパルダス、ボルトロスと言ったポケモンが大きく名を馳せた。

いたずらごころの歴史レパルダス編


レパルダスは「ねこのて」という味方の技をランダムで使うという効果の技を先制で使用することができ、
先制でキノコのほうしを使い悪巧みで積んだり、威張るイカサマでほぼ何もさせずに相手を倒すことが可能であった。
また、「ねこのて」で使用した元の技の優先度は考慮されないという点から、
先制吠えるや吹き飛ばし等を使えるため猫騙しをしてあとはDSを放置するだけで勝利という悪魔の戦法がまかり通ってしまった。
それだけには飽き足らず、「こうこうのしっぽ」を持たせてそらをとぶを「ねこのて」で使い、最初は優先度+1で飛び、
攻撃時は「こうこうのしっぽ」の効果で最後に攻撃するので、対策がなければそれだけで完封出来てしまう等の戦法も存在した。
また、「ねこのて」で出る技、出ない技というのが存在しパーティを調整することで好きな技を出せたのも問題だったが、その後吠える、吹き飛ばし、そらをとぶ等は発動しないように調整されたので第6世代以降では数を減らした。

いたずらごころの歴史ボルトロス編


そして、前述のボルトロスはいたずらごころの効果が乗ったでんじはを使い25%で行動不能にし、
どんな相手にも運でワンチャンを作れるという害悪戦法が流行して、両者初手ボルトロスからのお互い先制でんじはで痺れた方が負けというボルトロスじゃんけんが流行していた。
6世代からは電気タイプは麻痺にならず、さらにあくタイプにいたずらごころが無効化されるように仕様変更が行われ、数を減らすと思われたがむしろ数を増やす。
その理由が前述の電磁波による麻痺+先制威張るで相手を行動不能にする確率を増やす戦法が流行したからであり、
当時の混乱自傷率は50%であったことも流行した理由の1つだった。
これにより4分の3で動ける確率を突破した後に2分の1の混乱自傷を乗り越えた上でしか行動出来なかったため多くのトレーナーがブチ切れた。
時代は7世代へと移り、カプ・テテフやカプ・レヒレの台頭によるフィールドの展開で麻痺が撒きづらくなったことや、混乱の自傷確率が30%に仕様変更されるといったことが起因として化身ボルトロスは環境から数を減らすこととなった。

総括


この通りポケモンの歴史を変えたと言ってもいい特性であり、弱体化した今も尚強特性なのは変わりなく対策必須と言っていいだろう。
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